伝統工法による土壁家屋を建設中です。

ハザン省山間部の伝統的な土壁家屋の建設風景です。

こうした伝統的な土壁の家が、新たに建てられることは、現在ほとんどありません。現在、住民が新しく建てる家は、ほぼブロックとセメントで塗り固めたものです。その方が、労力的に楽なのと、やはり少しでも近代的な生活をしたいという住民の思いからです。でも、土壁の家は、冬は暖かく、夏は涼しいという大きな長所がありますし、ハザン省の伝統的な景観には、欠かせない存在です。

現在、私がアドバイスを続けている保存地区で2軒、こうした家を建設中です。当初、セメントでの工事を予定していたのですが、資金の一部を援助することを前提に地元行政とともに説得を続け、実現に至りました。景観保護と伝統技法の継承という観点から大きな前進だと思っています。